2022/12/07 14:21

ヴァンヴの蚤の市で出逢った宝物のご紹介です。

ずっしりと重みのある、美しいシルエットのオルモル装飾。 

オルモル装飾とは


"オルモル(ormolu)とは、18世紀頃から登場した、金メッキ技術と、その装飾の事を言います。もともとはフランス語のmoulu(地面やおおい金の意味)。家具や装飾品を飾るオーナメントとして使われています。フランス語ではブロンズドレ(bronze doré)と呼ばれ、真鍮や銅といったゴールド色の金属や金でめっき加工されたものを言います。"


年代は1800年後期と大変古いお品物になります。


上から見るとセルロイドにはマリーアントアネットの肖像が手描きのような優しいタッチで描かれているのがわかります。



なんとも言えない美しさに言葉を失うお品物。

足のバラつきがあり触るとガタガタとしますが、

ずっしりとした重厚感とその佇まいは美しいままで、とてもエレガントな印象です。


こちらも間もなくオンラインに登場致しますので皆さまご覧くださいね。